ミネラルウォーターとは

ミネラルウォーターとは、「容器入りの飲料水のうち地下水を原水をしているもののことを意味します。
日本では特に原水の成分に無機塩添加などの調整を行っていないものは「ナチュラルウォーター」、「ナチュラルミネラルウォーター」と呼びます。
一方、原水が地下水でないものは「ボトルウォーター」と呼びます。
これらの区分については農林水産省がガイドラインを定めています。
日本の大手メーカーが生産しているミネラルウォーターは、ほとんどが「ナチュラルミネラルウォーター」に属するものです。
品質表示ガイドラインでは、「ナチュラルミネラルウォーター」とは原水になるものが特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留中、または移動中に無機塩類が溶解したもので、鉱水、鉱泉水などを指し、濾過、沈殿および加熱殺菌に限る殺菌処理を施したものを指します。
一般的に、ミネラルウォーターは「自然の水」というイメージがありますが、それとは少し違います。
そもそもミネラルとは何なのでしょう。
ミネラルとは体の機能の維持・調節に必要不可欠な栄養素です。
人体の95%は有機物(酸素、炭素、水素、窒素)で構成されていますが、残りの5%が無機物・鉱物であるミネラルです。
人体は無数の酵素の働きによって機能を維持していますが、その大切な酵素を構成しているのがミネラルです。
そしてその酵素の働きを促しているのがビタミンです。
よって、ミネラルを摂取する時にはビタミンも同時に摂取することが体内への吸収をよくし、働きを促進することにつながります。
ミネラルは現在確認されているだけでも100種類以上あります。
そのうち、不足すると私たちの体に不調をきたしてしまうものを必須ミネラルと呼んでいます。
必須ミネラルはその必要量に応じて「主要ミネラル」と「微量ミネラル」に区分されます。
主要ミネラルはカルシウム、リン、カリウム、硫黄、ナトリウム、塩素、マグネシウムで、微量ミネラルは鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブテン、クロム、コバルトなどです。
ミネラルウォーターが注目されてきたのには環境や健康へ対する意識の高まりで、水道水への安全面に不安を持ちはじめ、水質や味に敏感になってきたことが背景にあります。
ミネラルウォーターはミネラル含有量、硬度、pH値によって味や効果や用途が違ってきます。
目的別にミネラルウォーターを使いわけることで、健康効果を高めたり、水を使う生活がさらに豊かになったりします。